経営情報

中期経営計画

「Wacom Chapter 4」 2026年3月期~2029年3月期

ワコムの原点は「道具屋」として、アニメやデザインなどクリエイティブの領域で「描く」を支えること。日々の仕事や学びの現場で「書く」を支えることで、更に大きく成長してきました。Chapter 4では、筆跡データが各種デジタル技術と結合されることにより、これらの「描く」「書く」体験をさらに極めていくと同時に、新しい“広義の「かく」"–たとえば、伝えるための「かく」、つながるための「かく」、人間の内面を映すための「かく」、そして、よりよく生きるための「かく」等を、新しい体験価値の提供に向けて、探求していきます。

[Vision]Life-long Ink ワコムがお客様に対し、【かくことの体験の旅】を届けるという“約束”お客様と社会に対して、ワコムの技術に基づく「人間にとって意味ある体験」を長い長い時間軸で、ご提供し続けていきます[Concept]「描く」「書く」を極め、その先の「かく」を拓く

資料・説明動画

「Wacom Chapter 4」期間中の財務目標

利益創出力を強化するとともに、市場からの評価を高めることにより、企業価値の更なる向上をめざします。

企業価値向上 = 利益創出力の強化 × 市場評価の向上

戦略

戦略の方向性(4つの軸)

  1. 究極の「かく」体験を追求する道具屋
  2. コミュニティと共に生きる
  3. ユースケース毎の価値提供
  4. 持続可能で意味深い成長を探求する

循環map

上記の4つの戦略軸をもとに、私たちがどのように価値を創出し、どのように価値をお届けしていくかを循環mapとして示しています。コミュニティを起点にユースケースを開発し(①)、ワコムの技術イノベーションを通じて(②)、ソリューションとして具現化し(③)、さらに新しい組織構造(④)によってコミュニティへ価値を提供する ー このような循環を生み出していきます。私たちは、単なるプロダクトや技術提供にとどまらず、「かく」こと全般における『総合的な体験を届ける “道具屋” 』へと進化していきます。

1コミュニティ/ユースケース

ワコムは、各コミュニティにおけるユースケースを深く理解し、新たな価値を発掘するため、コミュニティの一員として関係性を育み、共に成長していきます。新たなユースケースの創出に向けては、重点領域として設定した4つのドメインにフォーカスし、取り組みを推進します。また、新規領域においては、パートナー企業との共同開発も積極的に進め、価値創出の機会を拡大していきます。

創る 学ぶ/教える 働く/楽しむその先へ より人間らしく生きる

2技術の方向性

ワコムの価値の源泉は40年以上培ってきた技術力にあります。Chapter 2·3で磨き上げてきた要素技術や新しいコア技術を、Chapter 4で統合し、さらなる価値創出へとつなげていきます。既存技術に加え、新方式のペン技術も導入し、最新のUX/UI技術も融合したAI·セキュリティ·XRなどの新しいコア価値を、統合的なペン体験として提供していきます。こうした技術開発はワコム単独ではなく、共創コミュニティにおけるパートナーとの協働を通じて推進しています。

各技術要素を統合、「かく」体験を実現する技術革新と共創

3ソリューションポートフォリオ

ワコムブランドとして提供する最終製品「完成品」と、パートナー企業が自社製品に組み込む「技術モジュール」に、ユースケース単位でハード・ソフト・サービスを束ねる新しい「プラットフォーム」を加え、これら3つを横断する「デジタルインクサービス」を組み合わせるソリューションポートフォリオへと進化しています。これをコミュニティ・お客様のユースケースに合わせて組み合わせながら、価値提供をしていきます。

コミュニティに価値提供する三つのポートフォリオ (インクサービスは共通)

4組織構造

従来のテクノロジーソリューション事業、ブランド製品事業に加えて、プラットフォームを中心に共創を推進する「パートナー&コークリエーション」ユニットを新設し、この3つを「Inking Experience Support Group」として統合しました。共通ミッションのもとで横断的に活動できる柔軟な体制へ移行することで、コミュニティ起点でユースケースを創出し、新しい体験価値をより迅速にご提供できる組織へと進化します。

新設を含む3つのUnitをInking Experience Support Groupに集約。3unit共通のユースケース開発チームも設立。

財務指標に基づく確かな経済的成長を目指すと同時に、ユーザー、パートナー、顧客、そしてチームメンバー(ワコム社員)を含むすべてのコミュニティと共に、測定可能な評価軸のみによらない、持続的で、意味深い成長を探求していきます。

そして、人間が5万年以上も続けてきた「かく」という意味深い行為を、次の5万年後に繋いでいきます。

その他、詳細はこちらからご覧ください。