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CEOメッセージ

道具屋として「描く」「書く」を極め、
その先の「かく」を拓く

道具屋として「描く」「書く」を極め、
その先の「かく」を拓く

井出 信孝

代表取締役社長兼CEO
井出 信孝

ワコムは、40年以上にわたり、アニメ・マンガ・デザインをはじめとする「描く」を、日々の仕事や学びの現場で「書く」を支えることで、成長を重ねてきました。これまで培ってきた「描く」「書く」体験をさらに極めていくと同時に、新しい“広義の「かく」”を探求していきます。

当社は2025年5月より中期経営計画「Wacom Chapter 4」を始動しました。これまで磨き上げてきた要素技術をさらに高めて統合し、「かく」こと全般の『総合的な体験を届ける“道具屋”』として、事業モデルを一段と進化させていきます。また、既存の「創る」「学ぶ/教える」「はたらく/楽しむ、その先へ」「より人間らしく生きる」という4つの領域において、コミュニティと共に新たなユースケースを創出していきます。特に、教育や医療分野のような新たな領域でのユースケースの創出は、事業成長にとどまらず、社会課題の解決や持続可能な社会の実現にも貢献していくものと考えています。

財務目標として、FY2028(2029年3月期)に売上高1,500億円、営業利益150億円の達成を目指し、成長投資とのバランスを重視した規律ある資本政策のもと、安定的な株主還元を実施してまいります。

「Wacom Chapter 4」の進捗については、従来の説明資料や開示資料だけではなく、YouTubeでの動画配信を始めるなどより具体的で分かりやすい情報発信の強化に取り組んでいます。また、投資家の皆さまとの対話やイベント等により技術体験の機会を設けることで、当社の取り組みへの理解を深めていただいております。さらに、いただいたご意見・ご要望を経営やIR活動に反映し、企業価値の向上に努めてまいります。

当社は、財務面での成長を目指すと同時に、ユーザー、パートナー、顧客、そしてチームメンバー(社員)を含むすべてのコミュニティと共に、測定可能な評価軸のみによらない、持続的で、意味深い成長を探求していきます。そして、人間が5万年以上続けてきた「かく」という意義深い行為を、次の5万年へとつないでいく企業であり続けるべく、今後も歩みを進めてまいります。今後とも、ワコムへの変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

井出 信孝

代表取締役社長兼CEO
井出 信孝